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コミュニケーションと教えるは違うんです。

一般財団法人日本コミュニケーショントレーナー協会

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コミュニケーションと教えるは違うんです。

どんな場面でも何かを「教える」ということがあります。
「仕事を教える。」「勉強を教える。」「料理を教える」など

これらは基本的に目上の方が行う技術になります。
「社長!僕が経営の仕方を教えます。」という部下は、あまり居なそうですね。

この様に「教える」というのは、上下関係が自然と構築されているのです。
決して悪い訳ではないのです。大事な事です。

但し、上下関係が出来てしまうと自然に「上から目線」になってしまう。
自分では思ってないけれど、教えられる立場の方からすると
「この人上から目線で苦手なぁ~」と思われてしまうことがあります。

コミュニケーションは相手を「快」にさせることが大切です。
上手に教えることができても「不快」にさせてたらコミュニケーションは成立しません。

似たようなテーマで「正論で人間関係が壊れる」という記事もありますので
興味のある方はご覧ください。

教えると伝えるって?

それでは、教えるという部分をまず整理していきましょう。
基本的には知識学習だと思ってください。

「名刺の渡し方はこうするんだよ!」「これはこうやって○○すると良いよ。」
これが教えるというプロセスです。

それでは伝えるとは?「態度」のことです。
「めんどくせぇな~」と思っていればそれが「教える」に出ます。
「一緒に働けて嬉しいな~」と思えばそれが「教える」に出ます。

「伝える」は心構えに近いかもしれません。
どんな「思い」を持って目の前の方に「教える」かすごく重要な事です。
「怒り」や「負」の感情があると自然と教え方もネガティブな部分をフィードバックするでしょう。

良い部分に目が向く方は、自然と肯定的な言葉掛けが出来るものです。

そんな簡単に上手くいきません(笑)

「心構え」が出来たらコミュニケーションが円滑になりそうですね!と思った方
それだけでも難しいのです・・・

「期待」というのがコミュニケーションの成立を邪魔する場合があります。
そもそも、「教える」という裏側には「期待」があるはずなのです。

「仕事を覚えてもらいたい」「感謝してほしい」「一人前になってほしい」など
「想い」=「期待」がある筈です。

「感謝してほしい」という想いがあって、優しくしても感謝されなかったらどうでしょう?
「仕事を覚えてもらいたい」という想いがあって、やる気のない態度を見せられたらどうでしょう?

悲しくなったり、怒りが湧いてきたり、呆れたりと一瞬でネガティブになります。

そして、相手にも「想い」があるんです。
「なぜ?やる気のない態度をとるの?」「なぜ?感謝しないの?」と考えたりしませんか?
これは考えても相手が教えてくれない限り、答えは出ません。

コミュニケーションのミスマッチはコチラ で解説記事があります。

コミュニケーションを成立させたいのであれば「相手目線」を知ることが大切です。
見ている景色が人によって違います。

以前、友人たちと桜が有名な場所で花見を楽しみました!
「綺麗な桜だね!」と言ったら友人が「来ている人みんな楽しそうだね」と言ったのを覚えています。
花見だけど桜を見に来ている人だけではないということ。

見ている景色、感情は、同じ環境にいても1人1人違うのです。
「理不尽だ!」と思っても相手の視点を知る。これがコミュニケーションの第一歩です。



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