受容と問いかけ

受容と問いかけ

カウンセリングやコーチングを する上で土台になる信頼関係の構築のスキルが 受容+問いかけです。

気持ちは、わからない?

しかし、ここで使われている受容は 「あなたの気持ちわかる」「きっとこうだったのね。」 など受け入れるような言葉ではありません。 なぜならば、受け入れるというのは 多くの場合、無理があるのです。 それは、人それぞれ体験が違うから。 同じような体験をしても、 その時に感じていた感情や表情 考え方、行動は、人それぞれ違うからです。 だから、安易に「あなたの気持ちわかります」などと言ってしまうと 信頼関係が損なわれる危険性があります。

自分ではなくて相手

自分が「わかります。」ではなく 相手から「わかってもらえた!」と言う状態を作るスキルが受容です。 受容のスキルとしては1つが 「オウム返し」と言うスキル。 これは、相手の言ったことを伝え返すスキルです。 「今日は電車できました。」「今日は電車なのですね。」 こんなやりとりがオウム返しになります。

上手に使うには?

オウム返しのポイントは・・・? 出来るだけネガティブなワードは返さないことです。 例えば「彼に振られちゃった」「振られちゃったんだね」 この様な会話だと、余計落ち込んでしまう方がいらっしゃいます。 オウム返しは出来るだけマイナスな言葉にならないようにすると 良いと思います。 「彼に振られちゃった」→「そんな事があったんだね」など 工夫をしながらコミュニケーションをしてみてください。

ねぎらい

受容のもうひとつのスキルが プロセスリフレーミングです。 日本で言うとねぎらいと言うスキルになります。 先ほどのオウム返しは、相手の言葉とコミュニケーションをする。 プロセスリフレーミングは、背景にコミュニケーションをします。 例えば、子供が「ママ・・・テストの点が悪かったんだ。」と 落ち込んで、見せてきたとします。 子供の背景は、 「見せたら怒られるかな。」 「お母さん、残念な顔するかな」 「見せたくないな」こんな気持ちがあるのだと思います。 そして、言葉に出ていない気持ちを感じ取り コミュニケーションをすると・・・ 「言いづらかったね。」「正直に言ってくれたから嬉しいよ。」 この様な言葉がプロセスリフレーミングといいます。 相手を安心させる言葉が受容です。 こういった言葉がかけられると 「わかってもらえた」という気持ちが出て 本音で向き合うことができます。 カウンセリングやコーチングでも クライアントが「わかってくれた!」と思うまで 問いかけをしても本音での会話は難しいでしょう。 大切なのはしっかりとした受容を使い 信頼関係を構築することです。

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