プロセスリフレーミング
投稿日:2024年3月9日 / 最終更新日:2024年3月22日
こんにちは。
トレーナー協会です。
コミュニケーションは土台
沢山の学びをするわけですが、
心理学やカウンセリングもそうですけど、
土台はコミュニケーションです。
コミュニケーションがうまく出来なければ
心理学やカウンセリングもうまくできません。
その他にも、仕事や恋愛にも影響を及ぼすのが
コミュニケーションです。
では、コミュニケーションとはどのようにすればいいのでしょうか。
コミュニケーションを上手にするには?
ブログで何度も書かせていただいているとおり
コミュニケーションで大切にすることは
非言語です。
非言語を観察する
非言語とは、言葉の意味ではなく
姿勢、表情、声のトーン、雰囲気、背景など
言葉以外の部分を観察することが大切です。
これができないと、コミュニケーションは
ただの情報交換になってしまうのです。
上手なコミュニケーターは
相手の非言語とコミュニケーションをしています。
それから、傾聴のやり方も上手な傾聴と
そうではない傾聴があります。
傾聴にも違いがある
主観的な傾聴と客観的な傾聴があります。
主観的に聞くとどのようなコミュニケーションになるか?
「求められていないのにアドバイスをしてしまう」
「自分の話になってしまう」
「自分の思ったことを尋ねてしまう」
コミュニケーションの主人公が自分になってしまっているパターンです。
客観的傾聴とは
「もう少し話してくれませんか?」「具体的に・・・?」
この様に相手が話したいことを引き出す質問です。
コミュニケーションの主人公は受け手です。
だからこそ、自分ではなくて、相手がスッキリすることが大切です。
見方を変えること
それから、物事の見方を変えるコミュニケーション
これを「リフレーミング」と言います。
例えば、頑固→意志をしっかり持っている
要は、ネガティブな言葉、思いを言い換えることで
肯定的にする技術になります。
これらは、簡単なテーマであれば
相手に気づかせたり、モチベーションが上がったりします。
しかし、リフレーミングは思考(考え方)を変えるトレーニングです。
気持ちのケアまでは中々できません。
感情と思考は違う。
ですから、感情や気持ちのテーマが出ている場合は
リフレーミングをしても効果がないどころか
逆に相手を怒らせてしまうことがあります。
気持ちや、感情のテーマが出ているのであれば
思考を変えるリフレーミングではなくて
感情のケアをするプロセス・リフレーミングが有効です。
相手を大切にするコミュニケーション
ここ数年でコミュニケーションでも使える技術と
そうではない技術が明確になってきました。
今まで常識だと思われてた技術が使えなくなり
考えもしなかった技術が有効になってきた時代です。
どんな場面でも、コミュニケーションの主人公は受け手です。
自分が主人公になってしまうコミュニケーションは
一方通行になっている場合が多いです。
相手の尊厳を大切にしながら
伝える事が大切です。