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関係性のつくり方

一般財団法人日本コミュニケーショントレーナー協会

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関係性のつくり方

こんにちは。
トレーナー協会です。

伝え方

皆さんは、部下や家族、子ども、恋人が
何か失敗や期待に応えられなかった時に
どんな言葉をかけますか?

質問をするのであれば
その質問が相手を不快にさせてしまうことがあります。

もちろん、何か理由を聞くことは大切です。
しかし、気づいていないかもしれませんが
「なんでそうなったの?」「教えて!」という言葉を
強く言ってしまったり、怒りの感情を出して言ってしまったり
素っ気なく言ってしまったりしていませんか?

もし、そうであれば相手は傷ついているかもしれません。
例えば、強く言われたりすると責められてると感じませんか?
不快な感覚が出てくると思うのです。

「あっ、私怒られてる、早く終わって欲しい」って
相手が思ってしまえばコミュニケーションは成立しません。
何故ならば、もう怒られたくないので言い訳をしてしまう人が多いのです。

もちろん、傷つけられたり
期待に応えてもらえなかった場合、
私たち自身も不快になるのは当たり前だと思うのです。

相手も辛い

しかし、相手も失敗をしたくてしたのではないのです。

もしかしたら一生懸命に
期待に答えようとしているのかもしれないです。
そんな気持ちがある人に、強い口調で質問したらどうでしょうか?
「私だって、失敗したくなかった。」と思われてしまうのです。

多くの人は自分の感情にコントロールされて
コミュニケーションをしてしまうのです。

大切なのは「私も相手も辛いんだ」と思うこと。
その時の感情ではなくて、その人も頑張ったんだなと思うことです。

期待した方も辛いんです。
しかし、期待に応えられなかった本人が一番辛いはずです。

だから、問いかけるときは工夫をしてください。
言葉が中々出てこなければ言い方を変えてみてください。
強い口調で「どうしたんだ?」と言われるのと
優しく、見守る口調で「どうしたんだ?」と言われるのは
全然印象が違います。

言葉に愛情

ブログでも何度も書いていますが
何を言うかではなくて、どの様に伝えるかです。

愛情を言葉に載せれば相手に愛が伝わります。
怒りを言葉に載せれば相手に怒りが伝わります。

当たり前の事ですが、コミュニケーションが上手な人は
自分の事だけではなくて、相手の事も考えている人です。

悩んでいる人に対して
「くよくよするな!」と言ってもいいんです。
その言葉に相手に対する愛情が乗っていれば
相手に上手に伝わるでしょう。

愛がなければ、相手には伝わらずに
不快にさせて終わってしまうでしょう。

コミュニケーションがうまくいかなかったり
相手が本音を話してくれないときは
まずは、自分のコミュニケーションを見直してみると
ヒントや気づきが見つかるかもしれません。

大切な人や期待をしている人だからこそ
期待を押し付けるコミュニケーションではなく
許せるコミュニケーションをすることって大切だと思います。

ただ単に、言葉をかけることは
情報交換であり、コミュニケーションではないのです。

コミュニケーション能力

相手の尊厳や気持ちに寄り添うのが
本当のコミュニケーションのような気がします。

コミュニケーション能力が高い人は
言葉が上手い人、話が上手い人ではないのです。

口数が少なくても、多くても
話しベタでも、上手でも
相手を大切にすることがコミュニケーション能力です。

あなたにお勧めの講座です。

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