自信喪失が人を成長させる。大切なのは乗り越え方。
投稿日:2013年11月28日 / 最終更新日:2024年9月5日
「私って駄目だなぁ…」
「こんなはずじゃなかったのに…」
「昔はもっと出来たのに…」
「私の力では、これ以上会社に貢献できません。
もっと、優秀な人材を入れて下さい…」
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 まじめに仕事に向き合える方ほど、
 社会に貢献することに真剣です。
そして、誰にも上手く行くことがあれば、
 簡単な仕事でつまずく時があります。
しかし、責任感が強く、
 社会貢献を仕事にする方ほど、
 仕事につまずいた時に自分を責めてしまいます。
また、このパターンをお持ちの方は、
 少し大きな溝にはまってしまうと、
 簡単に抜け出せなくなります。
すると、内側に向かう行動をとるようになって、
 ウツっぽい症状に見舞われます。
誰にでも起きることです。
しかし、そのパターンの抜け出し方を知らないと、
 深みにはまって自分らしくない時間を過ごすことになります。
ところで、行き過ぎた自信喪失は別ですが、
 「私って駄目だなぁ・・・」
 「昔はもっと出来たのに・・・」
 「私の力では、これ以上会社に貢献できません。
 もっと、優秀な人材を入れて下さい・・・」
 このような態度を日本語では『謙虚さ』とよんだりします。
そうです。
 『謙虚さ』とは、ものごとに真剣に向き合う姿勢です。
 『謙虚さ』とは、高い仕事のレベルを求める方の特徴です。
 『謙虚さ』とは、責任を果たそうとする方たちの特徴なのです。
それなのに、
 この『謙虚さ』が、時々、自信喪失的な症状に変わるのです。
心理学の常識です。
 ネガティブな症状や行動は、
 ポジティブな持ち味の影の部分として存在します。
ネガティブな症状や行動の裏側には、
 必ず、
 肯定的な目的があるのです。
ところが、最近の流行りの心理学の一部などでは、
 それをトラウマといって解消させようとするのです。
簡単に言えば『謙虚さ』を取っちゃうということ・・・・・
 こんなカウンセラー、コーチ、セラピストに出合ったら大変です。
繰り返します。
 様々なネガティブな症状や行動はポジティブな持ち味の影です。
ネガティブな症状や行動は解消するものではなく、
 その人の持ち味ですから活かすものです。
 ネガティブなパターンは持ち味に変えて活かしましょう。
そして、万が一、
 ネガティブなパターンを持ち味として活かすヒントが見つからない場合。
ご自身の土台の部分をトレーニングして下さい。
 土台とは、人間力のトレーニングです。
人間力のトレーニングの一つが、
 ネガティブな症状や行動と上手に向き合うことです。
土台の部分をトレーニングしなければ、
 時として強みは弱みとなり、
 私たちを苦しめることになります。
『謙虚さ』は、時々、『自信のなさ』という症状で表れます。
 『競争心』は、時々、『まわりと比べる』という攻撃で表れたりします。
 『自主性』は、時々、『他人に任せられない』という疲れをもたらします。
 『全てを信じる正直さ』は、時々、『騙される』という悲しさをもたらします。
 『子どもへの愛情』は、時々、『子どもの自律』を妨害するのです。
上辺のテクニックでは、
 自分とまわりを変容させた気分に、ひと時、浸れるだけです。
土台である人間力を、
 コミュニケーション心理学で学びましょう。
 














