「悩む人」と「悩まない人」の決定的な違い
投稿日:2026年2月15日 / 最終更新日:2026年2月15日
― 自己否定から離れ、普遍的概念で考える方法 ―
人が深く悩み続けてしまうとき、そこには共通した思考パターンがあります。
それは、「私」を主語にして掘り下げ続ける思考パターンです。
一方で、悩まない人は、
自分を超えたテーマや普遍的な概念から物事を考えます。
このブログでは、
・悩む人に共通する思考パターンの特徴
・自己否定(自分の価値を下げてしまう状態)が生まれる構造
・悩みを「苦悩」にしない視点
・普遍的概念で考える実践方法
をシンプルにお伝えします。
※【自己否定とは】
自己否定とは、「自分には価値がない」と感じてしまう内面状態のことです。
人は本能的にこれを避けようとし、防衛反応が起きます。
目次 [閉じる]
悩み続ける人の特徴
「悩む」人の思考パターン
悩みが長引く人には、ある共通点があります。それは、思考の主語が常に「私」になっていることです。
たとえば、
- 「私は自信がない」
- 「私は自分を責めてしまう」
- 「私はまわりと比べてしまう」
- 「私は誤解される」
- 「私は認めてもらえない」
- 「私は価値がない」
- 「私は嫌われている」
- 「私は素直に謝れない」
このように「悩む人」は、「私」を掘り下げてしまうのです。ところが、人生は誰もがはじめてです。これまでの自分の体験の中に、答えがあるとは限りません。
すると、答えのないものに答えを見つけようともがき苦しみます。しかし、答えはありません。やがて、自己否定に陥ってしまいます。
自己否定とは何か
自己否定とは、「自分には価値がない」と感じてしまう内面状態です。人間は本能的にこれを避けようとします。だから防衛反応が起きます。
その結果、
- 素直に謝れない
- 比較してしまう
- 攻撃的になる
- 引きこもる
- 快楽(食べる、飲む、SNSなど)に逃げる
という行動につながります。答えのない問いを、「私」を主語にして掘り続けると、悩みは苦悩になります。逃げ場を求めた行動が、さらに苦悩を深めます。
「悩まない人」の特徴
主語が違う
悩まない人は、考えているときの主語が「私」ではありません。「私」を超えた問い方をしています。
- 「仕事って何か?」
- 「愛とは何か?」
- 「信頼とは何か?」
- 「強みとは何か?」
- 「美しく生きるとは?」
- 「良い関係とは何か?」
これを、普遍的概念への問いと言います。
自分を超えたテーマを考える
スタンフォード大学の心理学博士、ケリー・マクゴニガル氏は、
「私」中心の悩みから離れ、
自分を超えた価値とつながりに焦点を向けることで、
心の健康を高める方法を伝えています。
「悩まなくなる!」実践方法
悩んだときは、問いを工夫します。
- ×私はなぜダメなのか ➡ ◎この出来事の意味は何か
- ×私は向いていないのか ➡ ◎仕事の本質とは何か
- ×私は愛されていないのか ➡ ◎愛とは何か
「悩まない人」の特徴とは、「私」という自分を超えたテーマを日々考えていることです。
「悩む人」と「悩まない人」の大きな違い
「悩む」人は、私という小さな枠組みの中で、ない答えを探そうとします。「悩まない」人は、自分を超えたところに照準を定めて考えます。
それを専門用語で『普遍的概念』といいます。生成AIで調べると、普遍的概念が一覧で出てきます。お気に入りを一つ見つけて、考えてみてください。エゴレベルの「私」という狭い領域での悩みからは、解放されると思います。
自分を超える『普遍的概念』が成長させてくれる事実
仕事をしていると、失敗することがあります。
その時、「自分には合わないのかな?」「転職の時期かな?」「でも、もう少し続けてみるか?」と悩む方向に向かうことは自然です。
しかし、「仕事」を経験してきた人生の先輩は、大勢いらっしゃいます。
彼らに、相談してみるのです。相談内容は、悩みそのものではありません。
「仕事とは何ですか」と、仕事の価値や意味を尋ねてみましょう。
すると、
「仕事での試練やストレスが、自分を成長させてくれた」
「仕事は大変でも、誰かの役に立つのは気持ちいい」
「仕事は努力の結晶。努力は裏切らない」
このような共通した答えがもらえるのではないでしょうか。
それこそ、普遍的概念を考える醍醐味です。「私」という枠を超えた、人間として生きる知恵が授かる機会になるのです。
悩みは、「私」を掘るほど深く苦悩という迷路になる。
普遍的概念を問うほど道が開ける。

















