あわいの季節、春へ何を思う
投稿日:2026年3月19日 / 最終更新日:2026年3月19日
あわい。
冬から春へ。
戸惑い。
追いつけない心。
囚われず、
かといって、ただ平穏でもなく。
さっぱりとしているのに、
何かが静かに、うごめいている。
桜が呼んでいるのだろうか。
もうすぐ開花だとか、
すでに開花したとか。
花見の酒は苦手だ。
ただ、咲き誇る美しさと、
気づけば足元に舞う花びらの無常に、酔ってみたい。
開花とは、始まりなのか。
それとも――。
それでも、
桜。
梅雨。
灼熱さえ、今は待ち遠しい。
せっかくだから、
今は、季節の変わり目に、
深く沈んでみるのもいい。
風が静かすぎる。
小雨が通り過ぎる。
雲が晴れ間を隠しているとしても、
雨は桜の花びらを散らし、
地面に彩りを加えるのだろう。
それもまた、
備えることの理(ことわり)なのだろうか。
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