AIには絶対できないこと。その人の深浅・価値を見抜く。
投稿日:2025年8月9日 / 最終更新日:2025年8月8日
これがAIに絶対できないこと!
真夏、花火大会。
「あっ」
その後、「混みそう……」「行きたい……」「昔を思い出す……」
日本の政治。
「あっ」
その後、「興味ない……」「変えなくちゃ……」「誰がやっても同じ……」
「あっ」。
これがAIのできないことです。
言語化される前のこと、場を感じる、直観、実感、情……、
その瞬間を何と表現してもいいけれど、
“感慨的溜息”とよんだりする。
これは、AIには絶対できない。

だって、言葉の前に起きることに注意が向くのは詩人。
社会を生きる上で、そこに意識が向く人は少ない。
感覚しているのに、知覚しようとしない。
知覚しないということは、感覚していないことと同じこと。
言葉になる前のことを感じられる人は、
コミュニケーションがうまい。
だって、それが相手の気持ちを尊重することになるからだ。
言葉を発する前に、相手の気持ちが分からなければ、
どうやって良いコミュニケーションが起きるのか?
人間関係、対人関係で成功できるのか。
AIは便利。だけれど、言霊を使えない。
人が、本来、人がやるべき仕事に戻るために、AIの価値がある。
AIの方が、圧倒的に効率的な仕事がある。
たとえば、
- 文字校正
- プログラム言語の生成
- 作文
- 作画
- 作曲
- 作詞
素晴らしい能力を発揮する。
生成AIを使うと、「便利な時代になった」と思う。
だけれど、魂に響くことはほぼない。
AIの言葉が、言霊として伝わってこないんだ。
ビジネスで成功しない人たちの諧謔。
「AIがすべてを変える」
「AIセミナー!今なら無料」
「AIを活用!心を掴むコピーの作り方」
冗談かと思ってしまう。
何か安売りでも始めるのだろうか?
「AIを活用して、ビジネスが成功する」という謂いは、
本人の人間性をさらけ出しているのではないか。
自分には、場を読むことができないという無能力さを、自ら表現してどうするのか。
まさに諧謔である。
体(てい)のいいジョークにもならない。