『自己肯定感』で悩まないことが賢い理由。
存在しない『自己肯定感』で悩む遠回り もし、『年が若返る感』という概念があったとしましょう。 そして、ある人が「私は『年が若返る感』が低くて…どうしたらいいんでしょう」と真剣に悩んでいたとしたら、どんなアドバイスをしますか? きっと、「そんなものは存在しないから、大丈夫だよ」と言うのではないでしょうか。 お察しの通り、『年が若返る感』という表現と同…続きを読む
孤独の微笑み
自分が選択してきた人生を信じられないのは、
最高の孤独ではないのか。 救われたいと願った若かりし頃。
成功という幻想を追いかける高額セミナーに通った。
成熟することでしか実らない果実を、今すぐテクニックで咲かせようとした。
咲かなかった。
咲くはずがない。
成功など、どこにもないのだから。
在るとすれば、今。 自分の足…続きを読む
簡単なテストでは自分はわからない理由|心理学でわかる“本当の自己理解”の深め方
なぜ簡単なテストでは自分はわからないのか?【心理学的な理由】 性格は固定ではなく“状況で変化する” 心理学では、性格は環境・相手・役割の影響を強く受けるとされています。 仕事では落ち着く 家族の前では安心してよく話す 人が多い場所では疲れやすい
こうした違いは矛盾ではなく、人として自然な反応です。 短いテストは「複雑さ」を拾えない …続きを読む
誰もがはじめての人生を真剣に生きている
このままでは年を越せない 「今年のうちにやらなければならないことがある。これでは年を越せない。新しい年を迎えられない」。あるコミュニティでは、こうした話題で持ちきりであるという。「どうすればよいのか」と相談を受けた。このままでは年を越せないと切羽詰まっているらしい。こういうときは、「可能性を追いかける、美しい生き方ですね」とでも声をかければよいのだろうか。 し…続きを読む
「そこに愛はあるんか。」
アイフルのCMで「そこに愛はあるんか。」という印象的なセリフを言うのは、大地真央さん。
「凛とした女将」シリーズの第27弾。
2025年8月に放映開始された「ちっちゃい宇宙人女将」篇で、大地真央さんは特殊メイクで宇宙人に扮しています。そして、夜のモーテルで今野浩喜さんに「そこに愛はあるんか」と問いかけます。笑えると同時に、何かを問いかけてくれます。 アイフル「ち…続きを読む
人生における「三大高額商品」営業担当者向け「ノンバーバル研修」
非言語とは、言葉の本質「意味」のこと 数兆円を扱う企業での研修依頼でした。それを研修が終わってから知りました。もし前もって知っていたら、緊張したかもしれません。 ノンバーバル研修とは、非言語コミュニケーションを扱うものです。非言語(ノンバーバル)とは、言葉の「意味」そのもので、言葉の本来の質を問うことでもあります。また、非言語とは文字通り、言葉(言語)以外でコ…続きを読む
カウンセリングとコーチング上達のコツ|アドバイスをやめると、聞く力が育つ理由
1.なぜ「いいアドバイス」ほど、うまくいかないのか スタンフォード大学の研究によると、アドバイスを受けた人の多くは「相手の意見を評価する」ことに意識が向き、自分の内面を探るプロセスが止まる傾向があるそうです。 つまり、相手の成長を願うほど“アドバイスの罠”に陥る。 これはカウンセラーやコーチが最も気をつけるべき心理的現象のひとつです。 2.心理学的エビデン…続きを読む
何もないのにすべてがある場所
満たされるとは 先生。「ここには何もないのに、すべてがありますね」。すると、「わかってもらえてありがとうございます」と言った。何もないことを、わかるって不思議なことだなぁと思いながら、なるほど、先生は意図してこの空間を作っていることに気づいた。 古臭い言葉だけれど、彼はカリスマ美容師。表参道でそう呼ばれていた。そんな彼と会うために、山を二つくらい超えて髪を…続きを読む
恋愛が続く人と続かない人の違い|心理学とエビデンスで読み解く“長続きの法則”
感情の「処理」と「表現」の仕方が違う 長く続くカップルは、感情のぶつかり合いを避けるのではなく、上手に処理する方法を持っていて、心理学者ジョン・ゴットマンの研究によると、結婚生活を長続きさせるカップルの特徴は「感情的な反応を言葉で整理できる力」にあるという。 例えば、怒りや不満をそのままぶつけるのではなく、「何が嫌だったのか」「どんな気持ちだったのか」を冷静に言語化す…続きを読む
プライバシーと心のバランスを取り戻すために
「見られている感覚」が心に与える負担 誰かの視線を常に意識しながら生きると、人は自然と“良い自分”を演じようとします。 それは社会生活では必要なスキルでもありますが、長く続くと心が休まりません。 心理学的には、こうした状態を「持続的な自己モニタリング」と呼び、ストレスや自己否定感の原因になりやすいと指摘されています。 つまり、いつも“誰かの…続きを読む
