孤独と向き合うのは『愛』を育てる最高の学び!
「経営者は孤独である」
ピーター.F.ドラッカー氏の名言です。
そして、孤独と向き合うことは、『愛』を育てることです。
経営者に大切なのは、孤独により判断を間違わないことです。
孤独を怒りに代えて放出すると、まわりを傷つけてしまいます。
もちろん、自分もズタズタになります。
優れた経営者は、孤独と向き合うことで真摯的な決断をします。
孤独を受け入れることで学ぶことができます。
孤独を味わうことで優しくなれます。
孤独との向き合い方は慣れるしかありません。
そして、最初は孤独に気づかないものです。
次は、孤独をコントロールできずに怒りに代えてしまい、
社員や家族を傷つけてしまいます。
それでも経営者は仕事のためだと割り切り、
自分を正当化したりします。
問題なのは、この壁を乗り越えない経営者が少なくないことです。
この段階にいる経営者からは、社員が離れたり、
家族との距離をでき始めます。
次に進むには、上手くいかない理由の全てを
自分の責任として受け入れることです。
そうすれば、自分がまわりに悪影響を与えていることに
向き合う勇気が芽生えます。
まわりと調和がとれるようになるのです。
『愛』が大きく育つ瞬間でもあります。
ところが・・・
新たな出会いのために別れが起きる。
ここまで到達すると、
その上で大きな別れの決断に迫られます。
大きな別れに感謝を添えて、 手放さなければならないことが起きたりします。
そして、この時こそ、孤独を乗り越えなければならないのです。
なぜ、感謝を添えて手放す決断に迫られるのか?
それは、経営者にはビジョンを達成する責任があるからです。
ビジョンを成し遂げるために、
社会から借りている社員を自己実現させなくてはならないのです。
社員の自己実現より、右腕、左腕たちが自分を優先したとき
経営者はその者たちを手放す勇気が必要です。
孤独は、経営者が善き社会を実現するために向き合うプロセス。
それこそが、本当の『愛と意志』のトレーニングです。
残念ながら、ドラッカーさんの著書にはそこまで記されていないのですが…(笑)